お知らせ

【腹膜透析】松本秀一朗先生と益満美香看護師のご紹介

こんにちは!
桜の花がちらほらと咲き始め、ようやく春らしくなってきましたね。

今回は腹膜透析をひなたクリニックで週に1度、行っている松本秀一朗先生と益満美香看護師にお話しをお伺い致しました。

松本先生と益満看護師はひなたクリニックで毎週木曜日の午前中に腹膜透析外来を行い、午後からは在宅・施設往診へ出掛けます。
通院困難な腹膜透析患者さんから高い評価を頂いています。

今回、お二人に付き添った中で外来・往診の患者様とそのご家族に優しく語り掛け、温かく寄り添い、また施設のスタッフの方々にも腹膜透析の仕方を丁寧に教えている松本先生と益満看護師が印象的でした。

透析には血液透析と腹膜透析の2種類があるのですが、お二人はまだ日本では普及が進んでいない腹膜透析をここ鹿児島で推し進めています。

腹膜透析とは簡単に説明すると自分の腹膜を使って、血液を綺麗にする透析療法です。自分の尿量、すなわち、残存腎機能が長く保たれることが可能になります。

ここひなたクリニックでも腹膜透析である
・CAPD(連続携行式腹膜透析)
・APD(自動腹膜透析)
どちらも患者様のご希望に応じで行っております。

かつては腹膜透析というと、腹膜炎が心配されていましたが、無菌自動接合装置が使用されるようになって、格段に安全なものになっています。

また、腹膜透析では血液透析に比べて食事制限(カリウム)が少なく、生野菜やフルーツが食べられること、順調に経過していれば通院は2〜4週に1回で済むため、自由な時間が多いメリットがあるとのこと。

松本先生は透析のお話をされている時に「医療者側の都合ではなく、患者様の主体性を尊重した尊厳ある在宅生活が送れるように支援する視点がなによりも大切です」とおっしゃっていました。

ひなたクリニックでは、腹膜透析をされている患者様とそのご家族を中井院長、松本先生、益満看護師、訪問看護師が連携を取り、サポートして行きます。

在宅支援診療所が主体となって、在宅腹膜透析患者さんを診療してゆく、国内のみならず世界的にも注目されている新しい試みです!

松本秀一朗先生、益満美香看護師、お忙しい中、大変有意義なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

【プロフィール】

・松本秀一朗先生
平成9年北海道大学医学部卒業、北海道大学第一外科に入局し臓器不全外科の臨床・研究に携わる
腎不全外科は大平整爾(せいじ)先生、腹膜透析は伊丹儀丹(のりとも)先生に師事
専門領域は腎不全外科のほか臓器移植全般・一般外科・泌尿器外科、細胞・組織移植にも造詣が深い
2006年 不凍タンパクを用いた臓器保存の研究により医学博士(北海道大学大学院臓器不全外科学分野)
同年 移植免疫の研究によりアメリカ移植学会賞受賞、日本人工臓器学会にて学会賞受賞
同年よりミネソタ大学移植外科にて膵島移植チームに所属 膵島分離法や異種移植の世界最先端の臨床・
研究に従事
2009年より宇和島徳洲会病院、万波誠医師に師事し、3年間で腎移植200例を始めとする泌尿器外科手術を多数経験
2012年より、鹿児島徳洲会病院に勤務、腎移植・腹膜透析・アクセス外科など腎不全外科医療を中心に診療、赴任以来の5年間で160例の腹膜透析新規導入し、短期間に国内有数の腹膜透析拠点の立ち上げに成功
2017年より鹿児島市と姶良市に拠点を持つ玉昌会グループに移籍
2021年4月より川原腎泌尿器科クリニックおよび在宅支援診療所ひなたクリニックに勤務
急性期から慢性期病院を経て、透析クリニックと在宅支援診療所のコラボによる腹膜透析医療の新しい提供形態へのチャレンジを続け、コネクテッドケアの概念を導入することで、効率よい医療介護サービスの提供を実践している

・益満美香看護師
加治木温泉病院外来副主任・慢性腎臓病指導看護師・CAPD認定指導看護師・フットケア指導士

 

※写真撮影時だけマスクを外しております。